winter
we're in the middle of the winter
and walking hand in hand
long time no see, but now you're here with me
to bless this icy land
if the night is dark and cold
I will warm you with my kiss
let me hold you in my arms again
and vow to stay with me
through the snow
I was always sad and cold
all alone, before we met
now you've taught me how to find the light
even in darkness of winter
we are wandering hand in hand
up and over hills of snow
we'll keep on walking through winter
冬の真ん中で
私達は手を取り合って歩いている
ずっと会えなかったけれど
貴方はやっと帰って来た
この冷たい大地を祝福する為に
夜が暗くて寒いのならば
キスで暖めてあげる
もう一度抱きしめて
そしてこの雪を超えて
ずっと側にいると言って欲しいの
貴方と会うまでは
私はいつも寒くて寂しい想いをしていた
でも今貴方がどうやって光を見つけるかを教えてくれた
どんな冬の暗闇の中でも
私達は手に手を取って彷徨っている
雪の丘を越えて
私達は冬の中を歩いて行くでしょう
words
vow 誓う
まず、open your heartからwinterを次に入れたのに、初めてアルバムの中での曲順を意識したのを感じました。
前の曲でcome to the grace(その恩寵へおいで)と呼びかけた事に対し、この曲ではlong time no see, but now you're here with me(ずっと会えなかったけれど貴方はやっと帰って来た)とあります。そして天の気温は寒いからなのか、この曲全体にはwinter、icy、snowと冷たい空気が流れています。
詩的な構造の観点で見ると、最初にhand in handとicy landが韻を踏んでいる所が、この曲のイメージや意味を象徴しているように思えます。hand・armと体の名詞を入れることで人間の体温やあたたかさを感じるのに対し、自然は夜は暗いし寒いと冷たさを歌っています。to bless this icy landとあるので決して嫌な世界では無いですが、それも貴方が来てくれたからで(I was always sad and cold / all alone, before we met)、その自然と人間の対比が、冬の美しくも冷たい景色を描写することでより人間の優しさや温もりを際立たせていると感じます。
詞の内容的には、短い曲ですが、告白して一緒に生活しているところまで描かれているようです。それで言うと始めと終わりのhand in handが若干意味が違って見えたりもします。始めはただの友達で手を取り合ってハイキングでもしてたのか、久々に再会すると告白されて(プロポーズなどではなくvowという単語を使っているのが綺麗)、そのまま結婚して夫婦にでもなったのか、人生は山あり谷ありだけど(up and over hills of snow)また手を取り合って協力して生きている。二人の関係性がhand in handを通して変わっているようにも見えます。
また“貴方”の言葉を大事にしているのも少し伝わってきます。bless、vow、taughtと実際に口を動かして話す単語が使われているのが印象的です。歌詞全体も他の曲と比べて馴染みある日常用語が多く、難しい言葉は少ないです。in the middle of the winterという表現が英語らしいなぁとは思いましたが、冬の中をwalking、そして最後もwe'll keep on walkingと締めくくっている点が統一感があり、曲全体を上手くまとめている気がします。
他の冬・雪の曲と並べてみても、世界観は似ているように思います。Kalafinaのsnow fallingを見てみると、“雪は白く大地を染めて 空へ続く道を造る”はまさにopen your heartからwinterに続く詩の連なりのようです。
またSweet Songの歌詞には“I remember the days of winter / You were sitting beside me / All alone in the shuttered places / We were waiting for thawing day(あの冬の日々を覚えているわ/貴方は私の傍らに座っていた/二人きり閉じこもった場所で/私たちは雪解けの日を待っていた)”とあり、winterに出てくる二人の様子をここでも歌っているようです。
最後にsnow fallingの歌詞は、このように締めくくられています。
“雪が溶けた朝にはきっと 消えた夜を想いながら
雪の日を 唄いながら”