vanity
enter the scenery of love
lovers are in pain
they blame and pick on each other
you play melodies of love
forgotten phrases
tender and sweet
come a little bit closer
don't stay in the shadows my boy
(la la la la la la la)
the melody's fading.....
now or never, love will go
I'll be there by your side
share your fears in the silent redemption
touch my lips, hold me tight
live in vanity for a while
as winter melts in the sun
boys will be out running and reaching for the light
oh mother please find me in that place
before the memories tear us into pieces
clinging to affection, we somehow do learn to live
(la la la la la la la)
in endless motion
never coming back, love will go
you'll be there by my side
you may never know my devotion
feel my breath in the quiet night
live in vanity for ever
won't you feel my gentle emotion
let us live in peace with conviction
if you're here please hold me.....
愛の風景の中においで
恋人達は痛みを抱えて
互いを責め合って、でも互いを選んでいる
貴方は愛のメロディーを奏でる
忘れ去られたフレーズを甘く優しく
もう少し側に来てよ
影の中に留まっていないで
旋律が消えて行く
今でなければだめなの
愛しさはすぐに消えてしまうから
いつも貴方の側にいる
静かな購いの中に貴方の恐れを分け合って
唇に触れて、抱きしめて
もう少しだけこの儚さの中にいて
太陽の中に冬が溶け去れば
少年達は光に手を伸ばして走る
ママ、僕を見つけてね
想い出が僕等を切り裂く前に
愛情にしがみついて
私達は何とか生きる事を学んで行く
いつも愛は去り、二度と戻らないけれど
いつも私の側にいて
貴方をこんなにも愛しているの
静かな夜の中で私の吐息を感じて
いつまでもこの儚さの中にいて
私の優しい感情に触れたくはない?
平安と確信の中、二人で生きていたいの
貴方が抱きしめてくれれば.....
words
redemption あがない、解放 vanity むなしさ、うぬぼれ tear into 切り裂く somehow 何とかして
devotion 深い愛情 conviction 確信、有罪
まず始めに言いたいのが、曲名にもなっているvanityの訳。大体辞書で調べると「虚無」とか出てくるのですが、それを「儚さ」と表現して少し女性的なニュアンスを出しているのが詩的で絶妙だと思いました。
あと英語の歌詞を写していて感じたのが、歌いやすさを意識してなのか、1番と2番で同じ所に同じ音を重ねたり、対比になる歌詞があるということ。enterとasで母音から始めていたり、comeとclinging、nowとneverなど。I'll be there by your sideとyou'll be there by my sideは分かりやすく対になっています。他にも韻を踏んでリズム感を出しています。scenery of loveとmelodies of love、2番のaffection、motion、devotion。emotionとconvictionなど。
最後のtouch my lips, hold me tight / live in vanity for a whileとfeel my breath in the quiet night / live in vanity for everも、同じ愛情表現の中に同じ箇所でmyを使っていたり、tightとnightで韻を踏んでいたり、for a whileとfor everの時間の長さで強くなる愛情の深さを表したりしています。
silent redemption、quiet nightとあるように全体的に静かな中での、とても内省的な歌詞であるvanity。inの後にある言葉に注目すると、歌詞が理解しやすくなるかもしれません。
まず最初に出てくるpainとshadow。サビ前では愛に対する苦しみや陰の部分が出てきますが、サビに入ってredemptionと「解放」され、ただ何も残らないvanityで1番が終わっています。
2番に入るとsunと光が入ってきます。that placeもここでは明るい場所を指しています。ただサビ前のendless motionが少し意味深で、訳にもきちんとしたものが載っていません。あえて言うなら「いつも」の部分にあたる気もしますが、つまりは“動き続ける何か”=止まらないもの。それはlove will go、愛であると言っています。
最後にlet us live in peace with conviction「平安と確信の中、二人で生きていたいの」とあります。作者の愛は自然と消えて行くものだとこの曲の中では描かれており、誰か抱きしめて止めて欲しいと願っているようです。1番と2番のlive in vanityも少し、同じ「貴方」が主語ですが、1番では“私”の中の貴方(理想)、2番は純粋な貴方(現実)と若干人物の存在感的な濃度に差(違い)を感じます。
改めて最初から見ていくと、この曲は「愛の風景」の歌である。恋する人達は傷付きながらも愛し合う。好きな人の言葉が愛というものを思い出させる。my boyに影の中に留まらないでと言っている事から作者は女性だと分かります。彼の言葉が消えて行く。彼の存在自体が光であり、そんな彼の辛い事なら私にも分けて。小さくても僅かな救いになるから。1番はそんなところでしょうか…?(何か卒業して会えなくなる大好きな人の事を歌っている歌のような…)
2番は初めから彼が主語です。最初のwinterがイコールI(私)のような。好きだった男の子たちが想い出の中で走り回っている。彼らは当時のままで記憶の時から年を取っていないからboyと記しているのか(?)。out(外)とあるので今実際にその男性が目に見えている状況なのかもしれません。そんな彼らも愛(光)を求める者=cliniging to affection, we somehow do learn to live。当然のように私motherは貴方meの側にいる。でも貴方はお目当てでない私の愛なんて知る由もない。loveではなくaffection、devotionと言い表しているのは、韻を踏んでそれだけ深い愛であると強調したかった為だと思います。
それがラストのemotion、convictionにも続いています。私の優しい感情は確かなもの(光)であるよと、作者の秘めた胸の内をさらけ出しています。もしlove will go in endless motionを止めて抱きしめてくれれば…。
歌詞を読み終わり、再度vanityという単語を見つめると、結局何も残らないのだけど貴方と居た時間は永遠に続く。という感じでしょうか。続くけど「儚い」。タイトルに1番本音が出ているような気もします。
アルファベットのVは確かにvanishなど消えて行き、Venus、Vivienne、virginと女性的なイメージがある文字。variety豊かで、victoryと男性的な単語もあるけれど。英語らしく美しい音でvillaのような特別感もまた良い。