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てんとうむし と かぶとむし

ふらふらと

魂が抜けたように

赤いてんとうむしが

飛んでいた

体の半分には

黒い斑点が付いていた


かぶとむしのように強くなりたい

立派な角に艶めく鎧(よろい)

たくましい勇敢な姿は

私の憧れ

その色気にいつまでも

寄り掛かっていたい

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