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see-saw

きみがいた場所に

ぼくがいる

ぼくがいた場所に

きみがいる


きみが見た景色を

ぼくも見る

ぼくが見た景色を

きみも見る


ぼくは今、たった一人

ずっと地に足がついたまま

ずっと空を見上げている

遊び相手がいないと飛び立てない


天と地が目の前にある

過去から未来へ

一瞬の風を感じながら

この重い器具(シーソー)を蹴り上げてみる


だけど

高く見晴らしのいい景色は

荷物が多くて見られなかった

夕日は沈み、月が出始めた

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