水無月f3hito2022年6月8日読了時間: 1分雨が降る日に私が哀しい詩を書いていても庭のアジサイは明るく可憐な存在感を見せている葉に乗っかった蝸牛もゆっくり、ゆっくりと首を伸ばして天を仰ぐ寂しい心の中必死に生きる動植物静かな雨音は過酷を強いるものかもしれないでも彼らを讃える拍手喝采のようにも聞こえるただ窓越しに外を眺める私には一歩も踏み出すことが出来ず空しさだけが増していき雨とともに彼らを称賛するのであった
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