open your heart
open your heart
to eternal dimension
open your heart
for love and affection
open your heart
your every emotion
open your heart
for tears and rejection
come to the grace
of heaven's eternal fantasy
come to the grace
of earthly devoted harmony
心を開いて
果てなく広く
心を開いて
愛といつくしみに
心を開いて
全ての感情を自由にして
心を開いて
涙と拒絶に
天上にある永久の幻想
その恩寵へおいで
地上に響く愛の歌声
その恩寵へおいで
words
dimension 範囲、規模、寸法、次元 rejection 拒絶
全てを許し、天から地まで(理想から現実まで)、広く隅々までくまなく幸福に満ちた歌。という印象。
韻を踏んで広さや高低を強調している様にも見えます。(dimension、affection、emotion、rejection / fantasy、harmony)
graceの訳になっている恩寵とは、神が人間に与える恵み、慈しみ、愛のこと。神の無償の賜物。
come to the graceとあるように、この曲を歌っているのは神であり、人間を救いの世界へ誘おうと、その為にopen your heartとお願いしているのかもしれません。
eternal dimensionが天(heaven)と地(earthly)のことを指し、正直に、優しく生きてと歌っています。
天地と言えば、個人的にKalafinaのsandpiperの歌詞が印象的に残っています。
“自由になれば道を失くした 世界は哀しいほど広く
海より高く 天より低く 行くわ”
この曲は逆に、愛を無くし、冬枯れた河辺で茫然と立つイソシギのようにいる私。といったイメージの曲で、とても狭く自分の殻に閉じこもる、塞ぎ込む歌詞の表現で世界の幅を縮めています。低空飛行で飛んで行きます~という様な感じ。対照的で比べてみると面白いですね。またどちらも自然に対する畏敬の念natural pietyを感じます。
このように見える世界の広さを表すのにも天と地は使われていますが、私にとっては梶浦さんの音楽自体がどこか常に天と地があるもののような気がします。コーラスが厚く、高音から低音まで1曲の中にある(Kalafinaの三声が分かりやすいですが)、そのハーモニーが神の言葉のようであり、とても聞き心地が良い。
曲のイメージでもheavenly blueの蒼天な感じから、五月雨が過ぎた頃に・胸の行方のような日常の暮らし・生活的な歌、夢の大地やfar on the waterのような地面・陸・海が想像できるものがあります。
時には光と闇といった意味でも、その対称的なコントラストは美しく映えます。obliviousの白と黒の衣装や、Magiaでは天使と悪魔のような振付けもライブでありました。
現代を生きる私達を歌ったものもあれば古典的で小説(物語)のような歌もあります。seventh heavenやEden、メルヒェン、歌詞で言うとconsolationのQuo Vadis Domine?、Kyrie eleison、Lacrimosa dies iraeなど。
(どんどん話が逸れていきますが…、他には音楽用語もよく出てきます。ARIA、setenato、intermezzo、obbligato、dolce、lirica、misterioso、overture、al fine、prelude、ritardando(snow falling)、symphonia、アレルヤなど。あとは花や鳥の名前 etc...)
そして造語も天国から地獄のような声、時空を超越した響きがたくさん使用されているのも特徴です。
(red moonは地獄っぽいし、sprinterは上を向く気持ちの叫びっぽい。to the beginningはその間、的な。。)
神秘的で神聖な光の旋律を、ひかりふる音楽を、ring your bellでいう幸福と絶望を、春も秋も、夏も冬も、晴れの日も雨の日も、昨日も明日も、過去も未来もいつまでもそのstoriaを聴き続けていきたいです。