CarpenterSuspender
― Yes, I printed.―
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in tea, a cursor
詩集を入れた鞄には
ほんのり甘いパンの匂いがする
今日の昼ごはんは
銀紙に包んだアップルパイ
光る時計の振り子を見つめて
希望の果実は待ち遠しく
朝日は奇跡を欲しがって
急ぐ僕らを足止める
やさしい風はゆっくりと
暖簾越しに頬を撫で
熱い緑茶をただ冷ます
笑うは湯呑みの蛙と兎
心ほどけたモノたちの
手元に小さく立つ茶柱